社会人やりながらの片手間農家です。鎌倉市と横浜市で野菜作りをしています。
無農薬・ほとんど無肥料で固定種を中心に家族と野菜作りしています。

作って、土に戻して、また作る

ホサカファームは「アグリイノベーション大学校」と「いかす」と「地球のしごと大學」で農業を学びました。野菜を作って、残渣を草(雑草や緑肥)と一緒に土にすき込み、出来るだけその養分で野菜を作る、地球上どこででも、ずっと続けられる農業を目指しています。
畑にはあちこちに麦を生やしてますが(一見、草だらけです笑)益虫のてんとう虫の棲家になり、根が雨から流れるミネラルをしっかり土中に保持してくれて、もちろん雑草と一緒にすき込む時には養分になってくれます。

そこで、考えたのが物々交換です

ホサカファームでは野菜のお代として原則現金をいただきません。費やした時間や手間を踏まえて野菜に値段をつけると、どうしても売る側からは安価で、買う側にはおそらく高い野菜になってしまうからです。

野菜に値段はつけずに、お酒やお菓子、調味料、また購入者が自身で作っているハンドメイド品など、購入いただいた方の「こだわりの品」で等価分をお支払いいただいています。

私が野菜作りに時間と手間をかけているのと同様に「こだわりの品」はその方が時間と手間、経験によって見つけた、価値のあるものです。それを頂く私からすると毎回必ず驚きと発見があり、物々交換は(少なくとも私にはw)最高の解決方法だと思っています。

固定種の野菜

何回でも種を紡ぐことができる遺伝子が固定された種を、固定種と呼びます。固定種野菜は栽培後、自分で種を取り、来年にまた蒔く事ができます。ホサカファームではできるだけ固定種の種から野菜を作り、野菜から種を取り、種を来年に蒔きます*。種は育った土と環境を覚えていて、年々病気に強く、育ちが良くなるそうです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、作った野菜から種を取る農家はほとんどいないそうです。

また、固定種野菜は個性的な品種も多く、野菜本来の味が楽しめて、ファンも多いです。固定種が完成するまでには、何十年もかかるため、今作っている野菜が、同じ品種のまま形を変えずに、紡がれ、江戸とか、もしかするともっと前かもしれない時代を超えて栽培されていることにちょっと感動してしまいます。

野菜配送
旬の野菜を獲りたてで送ります。
自家菜園では取れる量も、取れる種類も限られていますが、可能な分だけお裾分けをしています。

ご希望の方は こちら までご連絡ください。